床ずれという言葉を聞いたことがあるでしょうか?
では、見たことは?お年寄りの介護をされた方などはご存知かもしれません。
床ずれは、ただ寝ていて擦れてしまう事なんかではありません。
一目見ればわかると思いますが、もっとずっと深刻な症状です。
血流が悪くなり、酸素や栄養がいかない状態になった皮膚細胞や組織が壊死してしまう症状です。
この傷の深さには、段階があり、発見が早いほど治癒しやすくなります。
しかし、早期の発見はそれほど多くはなく、
また、発見しても進行を止めるような環境改善を望めないという事がほとんどで、
床ずれの症状は、多くの高齢者が抱える問題となっています。
床ずれは、放っておくと筋肉や、骨を支える組織まで死滅させてしまうこともあり、
そうなると、治癒は非常に困難になってしまいます。
介護が必要な寝たきりの高齢者の多くは、床ずれの問題を抱えています。
なぜ、高齢者に床ずれが発症してしまうのでしょうか?
それは、細胞、組織の劣化が原因です。
年齢とともに、肌の弾力は低下していきます。
高齢者の肌は、弾力に乏しく、少しの圧力でも細胞に負担がかかってしまいます。
しかも、細胞、組織の耐久性も非常に低くなっていて、
若い細胞、組織なら耐えられる酸素不足の状態でも、
高齢者の組織は壊死してしまったりします。
介護が必要な寝たきり高齢者の寝具選びには
「体圧分散」「寝返り」が、不可欠です。
まず、ただ硬い布団や、マットレスでは、下になっている部分、
特に、背中や腰などの出っ張った部分に大きな圧力がかかります。
すると、その部分はつぶされたような状態になり、
圧力によって細胞が死にます。
そして、血流が阻害されることで、酸素不足が起き、組織も死んでしまうのです。
かといって、柔らかすぎる寝具では、沈み込んでしまい寝返りを打つことができず、
沈んだ部分にどんどん体液がたまり、血流が阻害され、細胞の壊死が起こります。
ですから、硬さと、柔らかさ、どちらも必要で、どちらも欠点があるのです。
高反発と聞くと、硬いのでは?と考える方もいると思います。
ところが実は、高反発素材は、低反発素材よりもやわらかいのです。
それでは柔らかすぎるのでは?と思ったら、体は沈まないのです。
さらに、管理人の愛用品でもあるドクタームーブの場合、
シーソー理論に基づいて寝返りをしやすい設計にしてあるため、
介護が必要で、筋力の弱い高齢者の方に非常におすすめです。
床ずれは、できてから治すのは難しく、見ているのも痛々しいつらい外傷です。
母親を介護中の友人もとても悩んでいました。
予防のためには、若い時よりも多くの寝返りを打つ必要があるので、
なるべく、寝返りに配慮して寝具を選びましょう!